腰痛は脊椎の中の腰椎という五つの脊椎骨が積み上げられた部分の異常で発生します。
その脊椎を支えるために、椎間板、小関節、じん帯、腹筋、背筋、お尻の筋肉がコルセットのように
巻き付いています。

漢方では、腰痛の原因は水毒によるもの、?血(おけつ、血行不良)などが考えられています。重いものを持ち上げたり、無理な運動をして起こった腰痛(ギックリ腰)は、筋肉に極度の緊張を強いられたために起こるもので、その筋肉を和らげる薬「芍薬甘草附子湯(しゃくやくかんぞうぶしとう)」を頓服的に用います。

ギックリ腰から慢性の腰痛に悩む人は、?血症を取り除き、腰痛を根本的に治療する「桂枝伏苓丸(けいしぶくりょうがん)」を服用すると良いでしょう。また、寒冷の腰痛といって冬場の冷えや、腰から下が冷える人には「当帰四逆加呉朱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」を用います。この薬は血行を良くし、腰椎部へ酸素を送り込み、しびれや痛みを取り除きます。

漢方薬で腰痛に良く効くといわれる「八味地黄丸(はちみじおうがん)」内分泌の衰えなど、いわゆる老化現象のひとつである腰痛を治療する薬です。また内臓の疾患から腰痛を訴える人も少なくありません。やや虚弱で体質的に胃腸が弱く、腹痛を伴うような腰痛には、「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」が用いられます。

最後に漢方薬と合わせて鍼灸も腰痛には良く効きます腰部の次?(りょう)太陽兪(ゆ)を指圧すると血行が良くなり、筋肉の緊張感がとれて、楽になります。
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